ラーニングスコア(学習スコア)とは?メリット、デメリットを解説

ラーニングスコア(学習スコア)は比較的新しい考え方、というか仕組みです。
この記事では、初心者向けに「ラーニングスコア」とは何か?を解説します。
そして、ラーニングスコアについての理解を深めるために

  • メリット
  • デメリット

も紹介します。
学歴や偏差値ではなく、「学習履歴」で評価される時代に興味がある方はぜひ読んでください。
この記事で説明する内容は、さいきん話題になっている「ジョブ型雇用」とも関連のあることです。

ラーニングスコア(学習スコア)とは何なのか?

はじめにラーニングスコアとは何かを説明しますが、そのまえに言葉の意味を知っておきましょう。
言葉の意味を知っておいた方が理解が深まるからです。

それでは意味を説明します。
ラーニングスコアは英語では「learning score」と表現されます。
英語で「learnig」には「学習」という意味があるので、ラーニングスコアをそのまま日本語にすると
「学習スコア」
という言葉になります。

人によって「ラーニングスコア」と呼んだり「学習スコア」と呼んだりしますが、同じモノを意味します。

英語の「スコア(score)」には、「点数」という意味がありますよね。
ラーニングスコアは日本語で
「学習の点数」
という意味になります。
ラーニングスコア=学習の点数
これをふまえて、記事を読み進めてください。

「学ぶ力」が数値化される

「信用スコア」を知っていますか?
個人の信用力がデータを分析することによって数値化され、スマホなどから確認できるサービスのことです。
日本だとLINEスコアが有名ですね。
中国では「芝麻信用」というサービスが大人気です。
芝麻信用は数億人に使われており

  • 就職
  • 結婚
  • 旅行

などの場面で活用されています。
社会のインフラのようになっているのです。

ラーニングスコアは「学習版の信用スコア」です。
信用スコアでは「個人の信用力」が数値化されますが、ラーニングスコアでは
「個人の学習履歴」
のデータが分析され、数値化されます。

言い換えれば、ラーニングスコアでは「学ぶ力」が数値化されるのです。
この仕組みにより、ラーニングスコアが高いと「学習して成長する人」として高く評価されます。
よって、学歴などに代わる新しい評価方法として注目されています。

SNSや就職・転職サイトなどで使われる

もしラーニングスコアが高くても、それだけではただの数字です。
何も起きません。
いくら偏差値が高い学校を卒業しても、何も行動しなければ意味がありませんよね。
これと同じことです。

ラーニングスコアが意味をもつのは

  • SNS
  • 転職サイト

などと連携したときです。

SNSと連携すればプロフィールにラーニングスコアが表示されます。
数値が高いと
「学ぶ力がある」
と注目され、発言に説得力が増し、影響力が強まります。
単純にSNSのフォロワーが増えたりすることもあるでしょう。

転職サイトでは

  • 学歴
  • 職歴

と一緒にラーニングスコアが表示されます。
そして、どんなことを学習してきたかが採用担当者などにわかるようになります。

ラーニングスコアのメリットとデメリットとは?

ラーニングスコアのような新しいサービスには沢山のメリットがあります。
それでも、デメリットがゼロになるものではありません。
ラーニングスコアのメリット・デメリットをチェックしましょう。

メリット

就職・転職活動するとき、ラーニングスコアが高いと
「学ぶ力がある人」
という評価をもらえます。
「学ぶ力」を低く評価する企業はあまり存在しません。
だから就職・転職時に有利になることが多いでしょう。

ラーニングスコアは学習に対してのモチベーションアップにもよい影響を与えます。
数字で視覚化された目標があると、人は努力しやすくなります。
努力して学習すればそれがラーニングスコアが上がります。
そして、ラーニングスコアが高いと様々な人に評価されます。
このような見返りがあれば、独学などでも学習を頑張れる人が増えるはずです。

デメリット

ラーニングスコアのデメリットは何でしょう?
じつのところ、デメリットはそれほど多くありません。

けれどもしあなたが、大人になってから学習してこなかった場合、転職などで不利になることがあります。
また、もし学歴という看板で社会人生活を過ごしてきた場合、学歴では評価されなくなります。

これからは学歴ではなく「学習履歴」で評価される時代?

世界的にみても、「学歴」はその人を評価するための大きな基準でした。
日本の場合は大学を卒業するよりも入学する時のほうが大変、と言われています。
とくに文系などではその傾向が強いです。

学歴はその人が17〜18歳くらまでにした努力が反映されます。
もちろん、10代のうちに努力することは大事です。
「若い時の苦労は買ってでもせよ」
という格言があるくらいです。

けれど、いまは環境の変化が激しい時代です。
こんな時代では、学歴は潜在能力を証明するものとしてあまり機能しません。
大学に入学する18歳のときと、大学を卒業する22歳のときでは、社会で需要がたかい能力・スキルが激変している可能性があるからです。

もし「ジョブ型雇用」が日本に導入されたらどうなるでしょう。
専門的な能力で評価されるので、とくに文系出身の人は学歴で潜在能力を評価するのが難しくなります。
けれど、ジョブ型雇用において需要が高いスキルを学んでいれば、高く評価されるかもしれません。
学歴より、むしろ「学習履歴」のほうがその人の能力を正しく判断できると思いませんか?

これから、学歴ではなく「学習履歴」で評価される時代がくるかもしれません。