AI(人工知能)が得意な仕事や分野についての専門家の発言まとめ

AI(人工知能)が得意な仕事

AI(人工知能)と人間の雇用・職業について

  • 「AI(人工知能)が人間の仕事を奪う」

  • 「将来的には人間はすべての仕事をAIに任せるようになる」

  • 「AIの知性は人類を超えて仕事を奪うだけでなく世界を破滅させる」

など、ショッキングなタイトルが雑誌やネット記事のタイトルになっているのをよく見かけます。

しかし、このような発言をするのはAIとはあまり関係のなさそうな有名人・知識人だったり、AIの専門家ではなさそうなライターや記者だったりすることが多いように感じます。

では、AI(人工知能)の専門家たちは

AI(人工知能)が得意な仕事や分野

に対してどのように考えているのでしょうか。

AIの専門家による

  • AIが得意な仕事

  • AIが活躍しそうな分野

などに関する発言をまとめてみたいと思います。

ただ、注意して欲しいのは抜き出した部分だけでなく、できれば引用先を読んで欲しい、ということです。

前後の文脈等をしっかり読み取って正しく理解してください。

専門家が語るAI(人工知能)が得意な分野や仕事

AIが得意な分野は、静的データ(静止画像、ゲーム、試験問題など)、閉じた世界(工場の内部や屋内、サイバー空間など)、決定論的で小さな世界(ルール、論理で記述可能)などになるという。
CNET:AI活用に向けてやるべきは、「得意なものと不得意なものを押さえること」から人工知能学会の山田誠二さんの発言を抜粋

会計って「決められたルール通りにやって、その範囲内で払う税金を最小化する」っていう目的もはっきりしているので、持ってこられる法律とかルールとかが決まっているわけですから、AIの得意な分野なんですよ。
日経トレンディネット:これからAIでできること、もうAIでできたことから公立はこだて未来大学教授の松原仁さんの発言を抜粋

(人工知能はどんなコンテンツを生み出せるのでしょうか?という質問に対して)繰り返しの反復回数が増やせるものは基本的に人工知能の得意分野なので、そういった特徴を持つコンテンツであれば生み出せると思うんですよね。例えば、webページのレイアウトの最適化をするとかキャッチコピーを作っていくとかは可能なコンテンツの代表です。
しかし、コンテンツの一つが長いものになってくると、そこに文脈が入ってくるので、技術的には難しくなってきます。
逆に文脈を全く意識しないコンテンツも人工知能の得意分野です。例えば詩ですが、あれってもともと意味わからないじゃないですか。でもそれでいいんです。行間を想像力で補えれば良いので。
Credo:東大准教授・松尾豊先生に聞く、これからの人工知能との付き合い方[前編]から東大准教授の松尾豊さんの発言を抜粋

(2016年11月現在のAIが得意なこと、というタイトルで)
・ひたすら何かを見る仕事
何かを見る仕事は非常に大変です。
工場のラインを流れてくる製品の欠陥を見つけたり、道を歩く人を数えたり、世の中には無数の「なにかをひたすら見る仕事」があります。
ミスが許されない仕事ではあるものの、単純労働なのでやりたい人が少なく、非常にコストがかかります。
さらに、正確性まで求められるので、これは人間ではなくさっさとAIがやるべき仕事です。
・ひたすら何かを繰り返す仕事
繰り返しというのも、機械は得意ですが人間が不得意なことのひとつです。
機械は「さっきと同じことをもう一回」と指示すれば完璧にできますが、人間に「今の投球フォームを全く同じでもう一回」と言っても100%できません。
しかしものの生産現場においては、何かを繰り返しやる仕事というのは非常に多く、こうした場面も一刻も早くロボットに置き換えていくべきです。
・24時間いる仕事
人間は夜寝て朝起きるようにできています。
これは原始時代から変わりません。
にも関わらず、24時間、三交代制で勤務しなければならないような場所は世界中あちこちにあります。
その人員をせめて半分から1/3に減らすことができれば、人々のQoLはもっと高くなるのではないでしょうか。
たとえば当直医の制度がそれです。
もちろん、人が病気になるのは24時間いつでもなる可能性があるのですが、実際には当直医の手に余る案件は数多く、その問診や触診の一部でもAIに代替させることができれば、より多くの命を救うことが出来るはずです。
また、慢性的に看護師が不足しているため、病院の深夜巡回の半分をロボットにやらせれば、人間の負担はだいぶ減るのではないかと思います。
ロボットは異常検知が得意なので、異常を検知したときだけ、人間が出ていくようにするなど、効率的な運用も考えられるはずです。
WirelessWire News:2016年11月現在のAIにできることとできないことからギリア株式会社の代表取締役社長・清水亮さんの発言を抜粋

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